40系ソアラ定番カスタム!!エアコンパネル、ラジオレシーバーLED打ち変え。
今回の作業はトヨタの名車40ソアラの内装LED打ち変え作業です。
エアコンパネルとラジオレシーバーのスイッチをLEDに打ち変えたので少し解説します。
決してDIYでできないわけではないので要点を抑えてぜひチャレンジしてもらいたいです。
目次
40系ソアラ定番カスタム!!エアコンパネル、ラジオレシーバーLED打ち変え。
昔と違い内装にLEDが使用されるのは当たり前になってきていますが、いまだに色を変えたりといった内装のLED打ち変えは今も昔も定番のカスタムです。
今回は40系ソアラのエアコンパネル、ラジオレシーバーの打ち変えについてです。
まず、大前提として写真を見てもらえばわかると思いますがエアコンパネルとラジオレシーバーの明るさなどに違いが出ます。
これは後ほど解説しますが、エアコンパネルには砲弾型LEDを使用し、ラジオレシーバーにはLEDチップを使用しているからという理由だけではありません。そもそもスイッチの材質や製造方法に違いがあるためです。また、車両によって経年劣化による個体差が出ます。事前にこの辺りを理解しておかなければ完成後に『こんなはずじゃなかった』ということになりかねません。
事前準備について
打ち変え作業の前に大切なことがありますので説明します。
バルブには極性がなく、バルブ切れなどで交換する際向きというのは気にしなくて大丈夫です。
室内灯等を市販LEDなどに交換したことがある方はよくご存じと思いますが、LEDには極性があります。
極性を間違えると点灯しないんですよね。
ハンダ等で作業後に極性間違えていることに気づいたらそれはもう・・・。へこみますよ(笑)
その為、まずは使用しているバルブやLEDの確認と車両につなげた状態で基盤にテスターを当ててどちらがプラスなのを調べていきます。
この際気を付けなければいけないのがテストリードでショートさせないこと、基盤を触るので静電気が飛ばないように体に帯電している電気を抜いておく。最後に本体と基盤を接続している配線に無理な力がかからないように細心の注意を払う。これを怠るとマジで泣きを見ますよ(-_-;)
エアコンパネルLED打ち変え
では早速作業に移りたいと思います。
エアコンパネルのスイッチ部はもともとLEDが取り付けられているのでそのままLEDを打ち変えればOK!
今回使用したのは3mm砲弾型白色LED。実際に作業してみればわかるけどLEDと基盤の間にゴムのシートが挟まるので少し隙間をあけてハンダします。具体的には1円玉の厚さ分くらいあけてあげれば大丈夫。
エアコンパネル作業の注意点は液晶のLEDを替える場合液晶の取り外しが必要なこと。
これは綺麗に元のハンダを取ってあげないと外すのも取り付けるのも一苦労します。
また、液晶を外す場合すべてのLEDが外れた状態でないと取り外せないので注意。
うっかりハンダしてしまうと後ですべて外す羽目になります。
元々LEDが入っていれば後から抵抗等を入れる必要はないのが唯一の救いです。
ラジオレシーバーLED打ち変え
ラジオレシーバーのスイッチは元々は電球が使用されているのでLEDに打ち変えたい場合抵抗も一緒に入れる必要があります。でもT4.2ダッシュボード球を加工して取り付ければ抵抗もついているのでかなりの作業時間短縮ができます。
ここで気を付けなければいけないのはLEDはねつに弱いのでワンショットでハンダをすること。それからダイレクトに基盤とハンダせずに少しダッシュボード球の足を曲げてあげてワンクッション作ってあげる事。
ダッシュボード球は同じ白色でも若干メーカーなどによって色味が違っていたり、不良品もあるので多めにオーダーしておくと後後追加オーダーを入れる必要がなく色味が違ったといった事態を避けられる。
もちろん作業前にダッシュボード球のプラスがどちらなのかを調べておくことを忘れないように。
写真の液晶は取り外すことが出来ず、隙間をあけてLEDの打ち変えが必要。その際部品保護のためクオカードなどを折り曲げて挟んであげるとハンダで部品を溶かしてしまう可能性を回避できます。
液晶と基盤はテープでつながっており、このテープが剥がれると液晶は点灯しなくなるので細心の注意を払うこと。
まとめ、
写真はどうしてもスイッチの白色がきれいに出なくてごまかすためにアイスブルーにしてみたもの。
綺麗に白色にならないなら思い切って色を変えてみるのも一つの手です。
ではまとめ、
基盤に使用されているハンダは一般的な基板用の15W等のはんだごてでは溶けにくい場合があるので30Wなどの電子工作用のはんだごてもあると便利。
細かい作業もあるしLEDは熱に弱いので打ち変える際やバルブを取り外す際はできるだけ15Wはんだごてを使用することをおすすめいたします。
上手く溶けない場合ははんだごての先端が酸化している可能性もあるのでこまめに濡れたスポンジで清掃します。その後少しはんだごての先端にはんだを付けて基盤のハンダに触れさせれば簡単にハンダは溶けます。
少し難しいけどDIYでもできなくないからぜひ試してみてください。
基盤を触る際は静電気と塩分や油分には注意して。無駄にICなどには触れないように。
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