BLOG ブログ

HOME // ブログ // 雨染みってどうしたらいいの?

CATEGORY


ブログ

雨染みってどうしたらいいの?

目次

雨染みって何?原因と対策について。

雨染みって何?とよくお問合せをいただくことがあります。
今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。
今回の車両はボディーが白いのであまり目立ちませんが黒や濃色のお車にお乗りの方は特に気にしている方は多いのではないでしょうか?写真を見ていただくと鱗のような跡が沢山付着しているのが確認できると思います。
これがいわゆる雨染みというものになります。
炎天下の中洗車をしたり、雨上がりの水が日光によって蒸発し水に含まれる不純物が残ることを雨染み、ウォータースポットと呼びます。
では、これからもう少し詳しく説明していきたいと思います。

雨染みってなんでできるの?

雨染みが出来る理由は先ほど少し触れましたが、もう少しわかり易く説明します。
雨や水道水は透明なため不純物が含まれていて蒸発するとその不純物が残るというイメージがわかない人も多いのではないでしょうか?
身近なものではコーヒーなどを想像すると理解しやすいと思います。机にコーヒーをこぼしたとします。それが乾燥すると水分がなくなりシミが残ります。コーヒーは色がついているのでわかり易いですね。
このように液体の中に含まれている不純物は水分が蒸発することで表面に結晶として現れます。
この結晶は放置していると同じ個所に水滴がたまりやすくなり不純物が蓄積していきます。
そのまま放置すると同じ個所にたまった水滴が虫眼鏡の役目をして太陽光を集め塗装を焼いてしまいます。
これを一般的にイオンデポジットと呼び白い鱗のような跡が残ります。

雨染みの除去はどうしたらいいの?

では、雨染みがついてしまった際どうしたらいいのか、雨染みがつかないための対策についてお話します。
まず、対策としては①屋根付きの車庫に車をいれ、日光が当たらないようにする。②こまめに洗車をし汚れが蓄積することを防ぐ。③車についた水滴は乾く前にふき取る。④できるだけ不純物が含まれない水を使用して洗車をする。といったことになります。これらには費用や手間がかかり、駐車場の立地条件など様々な問題が発生してしまいます。お金をかけず、手間を惜しまないのであればこまめな洗車とできるだけ早く水滴をふき取ることから始めてみてはいかがでしょうか?
すでにイオンデポジットが出来ている場合はどうしたらいいのでしょうか?
イオンデポジットは酸性に弱いという性質があるため酸性の専用溶剤を使用する。そしてポリッシャーという機械を使いボディーを磨くことになります。
ガラスについた鱗も除去することもできますが溶剤の使用にもポリッシャーの使用にも気を使わなければ返ってダメージを与えてしまうこともあるのでご自身でトライする場合は気を付ける必要があります。

まとめ

今までに述べたように雨染みとは一度ついてしまうとなかなか除去することが出来ず、高額な費用がかかることもあります。大切なのはこまめな洗車や不純物が含まれない純水を使用したりといった手間が必要になります。
ここではボディーコーティングについては触れませんでした。理由としては考え方はそれぞれだと思いますが、ボディーコーティングをしたからといって雨染みを防ぐことはできないと私は考えているからです。
例えボディーコーティングをしても手間を惜しんでしまえば雨染みは付きにくくなるとは思いますが、防ぐことはできません。多くの方は一度ボディーコーティングをかけると何年もの間車の塗装を保護してくれると考えていらっしゃる方がいますがきちんとメンテナンスをしていただかないと本来のコーティングの性能を維持することはできません。
愛車をいつまでもきれいな状態で乗って頂くために私たちはいますのでお困りのことがあれば何なりとご相談ください。

SHARE
シェアする
[addtoany]

ブログ一覧