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MINIラッピング、ノスタルジックカラー!

MINIクロスオーバーのルーフに限定カラーアイスブルー風のグロスシーブリーズブルーをラッピングしました。最近では認知度も向上し、ラッピングがされている車も街中で見かけるようになってきました。まだまだ営業で外回りをしているとラッピングって何?という声を聴きます。ラッピングの素晴らしをもっと広めたい。こんなこともできるんだよっていうことを知ってもらいたい。少しでもラッピングに興味を持っていただけると嬉しいです。

目次

MINIクロスオーバー限定色アイスブルールーフラッピング

2018年に過去に人気のあったボディーカラー「アイスブルー」が復刻され「MINI ICE BLUE EDITION」と「MINI ICE BLUE BLACK EDITION」として限定500台にて発売が開始されました。
このアイスブルーというカラーは1960年代のファッションで大流行したノスタルジックな印象のカラーで個人的にもとても気に入っていました。今回ご依頼いただいたオーナーもそんな一人ですがすでに販売終了。あとは中古で探すしか道がなかったそうです。
ラッピングという選択を選んでいただいたオーナーに満足して頂けるよう全力で取り組みました。
一言でラッピングといっても実際にはどのような選択肢があったのでしょうか?
今回はそのあたりについて書きたいと思います。
まず一つ目の方法として既存のフィルムに色がない場合色を調合し印刷したフィルムを貼るという手段が取れます。
印刷をする場合かなり幅が広がります。一般的には企業広告やイラストなどを印刷したフィルムを使用することが多いですがオリジナルの色を作ることもできます。デメリットとしてはフィルムの金額が高額になってしまうこと。家庭用の印刷でも起こりますが印刷むらが起きることがあります。広範囲にわたって単色を印刷した場合目立ちやすい傾向にあります。
また、色を一から打ち合わせなどをして作っていく関係上時間が掛かり、その間の費用を請求される場合もあると思います。何色かサンプルを制作し確認していただき、実際の印刷状態の確認など何度もオーナー様と打ち合わせをした関係で今回は色のご提案にて1ヵ月以上かかりましたが折角のドレスアップなので満足していただけるまでお付き合いさせていただきました。
二つ目の方法としては既存のフィルムの中から色の近いものを選択していただくという方法です。
利点としてはやはり、フィルムのコストを抑えることが出来ることと、発色の良さがあげられます。デメリットとしては全く同じ色がおそらくないということです。
今回はAvery DennisonのGloss Sea Breeze Blueを使用しました。

自分の好みに合った色の探し方

既存のフィルムの中からお気に入りのフィルムを選ぶ方法は各メーカーのカラーサンプルの中から選んでいただくのが一般的です。有名なフィルムメーカーは世界に何社もありますが弊社で主に取り扱っているのはAvery Dennison、3M、HEXISといったメーカーになります。同じような色でも微妙に色味が違ったりするのでフィルムの種類は何百種類とあります。
カラーサンプルの良いところは実際のフィルムの確認ができるということです。実際に貼ってみたら色が思っていたのと違ったといったことを防ぐことが出来ます。
一から色を作る場合サンプルとなるものが必要になります。口頭だけでは伝えきれず失敗する原因になります。
一つの方法としてはインターネットにて「原色大辞典」等のサイトにて色を確認する方法もあります。気を付けなければいけないのは印刷した際の色味に違いが出る事です。実際に気になる色を印刷して確認するのが確実です。
もう一つの方法は手元にこの色にしたいといったサンプルがある場合。たとえば雑誌、写真などが手元にある場合はソフトを使用し摘出したい色を摘出することです。
その後どんな風になるか確認したい場合はパソコンにてイメージ画像を作って提示することもあります。あくまでイメージですが漠然としたイメージをするよりも実際に目で確認出来ればわかり易いですよね。

ラッピングのメリット

最後にラッピングのメリットについて書きたいと思います。
今回のケースだとアイスブルーのカラーコードはB28ですがカラーコードがわかっている場合思い通りの色味にかなり近い色が出せると思います。
費用の問題もありますがラッピングの一番のメリットはフィルムを剥がせば元の状態に復元が容易にできるということです。
多くの方は何時かは車を乗り換えると思います。とりわけ新車を購入し、3年で車を売りたいと思ったとします。現状で乗りたいという方が見つかったならいいですが買取専門店等に持ち込んだ場合オリジナル以外の塗装をしている場合下取り価格に大きく響くことになります。ラッピングの場合剥がせば元の状態に容易に戻すことが出来ます。しかも新車時に施工していた場合フィルムを剥がせばその時の状態、つまり新車の状態が維持させれていると言っても過言ではありません。3年も使用していれば雨染みや洗車キズなど色々とついていると思います。フィルムを剥がせばそれらがついていない状態に出来るのでもしかしたら査定額アップにつながるかもしれません。
なかには定期的に色を変えて楽しんでいるオーナーもいます。
ファッションのように気分でラッピングカラーチェンジ。
ラッピングに少しでもご興味が出ましたらご連絡ください。
ご相談に乗らせていただきます。あのラッピングをした車を見た時のオーナーの感動をぜひ読者の皆さんにも味わっていただきたいと思います。

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